同音異表記語ってどうやって表現する?逆転裁判の1シーンから

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最近、語で逆転裁判の実況動画を見ている。ひとつ面白いことを見つけた。

逆転裁判2の最初のストーリーにこんな謎解きがある。

「容疑者の名前は須々木なのに、ダイイングメッセージは鈴木」

参考動画。久保田弁護士の解説はおもしろい。

ドイツ語で見ているときにふと、思った。

「この漢字ちがいの謎解きは、ドイツ語でどうやって表現されているんだろう?」

簡潔に答えると、

「容疑者の名前はMaggeyで、ダイイングメッセージはMaggie」と表現。

2つのスペルはたしかに、同じ音である。なるほど!これは確かに納得!

こちらが実況者の動画。実況者も「Maggieはドイツにけっこーいるけど、たしかにMaggeyはドイツで聞いたことないよな~」っていいながらプレイしてる。

この実況者の発音はキレが良い。でも、スピードが早い。

日本語版では、漢字間違いを指摘する下りはこんな風に表現されてる。

ベンゴシ:「アウチ検事。容疑者の名前を漢字でお願いします」
ケンジ:「何を馬鹿な質問を。。。容疑者の名前は須々木。。。。イイッッ!」

ドイツ語版ではこうなっている。

ベンゴシ:「誰か法廷記録をもっとよく見てみるべきですね」(Ich glaube, da muss sich jemand mal die Gerichtsakte genauer ansehen.)
ケンジ:「なんだって?ここに書いてあるじゃないか。Maggey Byrdeって。。。アアッ!!」(was…? Hier steht, dass sie “Maggey Byrde” heißt. Ahhhhhh!)

じゃあ、英語ではどうやって表現されているんだろう?ドイツ語版と同じだった。

ローカリゼーションって面白い!