死を待つことができる

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「死を待つことができる」という映画を見た。なんのことはない、007シリーズのNo time to dieのことである。

フランス語版のタイトルは"Mourir peut attendre"で、直訳すると「死を待つことができる」。どうがんばっても、"No time to die"にはならない。いったい、どんな翻訳をしたんだろうか。

映画館でおもしろいことがあった。今作は冒頭の10分くらいがフランス語の会話になっている。観客達は英語オリジナル音声のつもりで観ているのに、いきなりフランス語から始まるので、「あれ、これ間違えたんじゃね?」と思ってしまったのだ。

なので、冒頭10分の間は、映画館のあちこちで議論する声が聞こえた。特にインド英語がでかい声であった。外国人さがしがはかどる。

今作では「アジア的な何か」が登場している。同僚(中国人)と「変な演出だけど、20年くらい前よりだいぶマシになったよね」と話した。ヨーロッパでもアジア文化の正しい使い方が浸透してるのだろうな、と思った。

雑記

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