くっそ面倒なシミュレーションの世界に感謝

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朝の時間にタスクドキュメントを書く。自分が博士学生のくせして、修士学生のタスクを考えたり、まとめたりしている。まぁ、契約内容に「修士学生の指導」って書いてあったから、そのとおりなんだけど。しかし、ここまで本格的とは思ってなかった。日本での博士過程ってどうなのかな?とふと、思う。

タスクドキュメントでは、ContextとObjectiveを重視して書くようにしている。ぼくの考え(というか信念?)で、「人はcontextがなければ話を理解できない」と思っている。ぼくも学生も外国語の英語でコミュニケーションするのだから、なおさらだ。

タスクドキュメントにはある程度の数式も書くように心がけている。数式は自分のため。Latextのトレーニングと論文に向けた訓練だと思ってる。

っていうタスクドキュメントを作るために、Notion.soは本当に重宝している。Markdownで書けるし、Latexインラインも簡単に呼び出しできるので、本当にありがたい。

午後は可視化のためのコーディング。シミュレーションっていうのは、いろんなパラメタが複合的に混ざりあってるので、可視化で把握できることが多い。

まわりの博士学生は、シミュレーションなんて扱わずに、既存のデータセットで手法研究に集中できている。ときには、いいなぁ、と羨ましく感じることもある。

しかし、考え方を変えれば、シミュレーションを使っているから、ぼくは研究をやっていけているのかもしれない。ぼくの数学的バックグラウンドには知識の穴が多い。これでは、手法研究で戦うにはツラいところがある。

シミュレーションっていう、クッソめんどうなツールのおかげで研究の参入障壁になっているのかもしれない。ぼくは幸いにもエンジニアリング経験が長くて、コーディングも割と早い。そんなぼくだからこそ、可視化とtry-errorとうまく付き合っていけるのかぁ、とそんなことを思った。

で、その可視化の話。hvplotっていうPythonライブラリが良い。

インタラクティブなグラフを簡単に作れるので、魅力的。

きょうはGeoPandasとの連携も簡単なことを知った。GeoPandasって使ったことがなかったのだが、思ったほど難しくもなかった。

雑記

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