ミシガン州の銃乱射事件をみて思ったこと

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まずは概要

痛ましい事件である。本当に心が痛む。

この事件がいままでと違うところが「少年の両親が起訴された」という点。日本語の記事ではここを注目している記事がない。残念。[1] AFPBB News は「異例の事態」とだけ記載している。

BBC newsではコメンテーターが「いままで両親が起訴されたことはなかった」とはっきりコメントしている。コメンテーターは「個々の事実は違法ではない。しかし、すべての事実をつなぎあわせると両親への責任があると解釈できる」とコメントしている(意訳)。

この事件の判決はおそらく今後の少年銃乱射事件の基準になるだろう。この点でも注目するべき事件だと、ぼくは思う。

ちなみに、日本では民法で両親への責任を定義している。ぼくの記憶の限りと、調べた限りでは刑事事件で少年事件の責任が両親に追求されたことは日本では一度もないのではないか。

この事件を見て、個人的に思ったことをいくつか書いていく。

本事件は2021年で18件目の銃乱射事件と報道されている。アメリカは広い。18件は国土の広さを考えると大したことはないのかもしれないが・・・日本人のぼくには衝撃の数字。

Oxford schoolで銃乱射直後に学生が撮影したビデオが報道されている。場面は銃乱射が聞こえて、学生たちが教室に立てこもった直後から。ただ、このビデオは音が小さく、話し声もよく聞こえない。非ネイティブのぼくは別の報道でようやく理解した。

危機意識が高いことに驚いた。アメリカの高校で銃乱射への危機感がとても大きいことを理解できる。

最後に。裁判の様子がYoutubeでライブ中継されていたので、視聴してみた。裁判官が高速で起訴内容を読み上げていく。ぼくにはまったく聞き取りができなかった。アメリカの裁判風景をはじめて目にした。

Footnotes

Footnotes
1 AFPBB News は「異例の事態」とだけ記載している。

雑記

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