ドイツでフリーランサーがデジタル帳簿を効率よく管理するためには?

02/10/2021

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こんなことを書くよ

をやってると税金の申告は不可避です。
手動で帳簿管理なんてやってられません。オンラインで経費PDFファイルを整理しておく方法を紹介します。

税務署に提出する書類のこと

ちょっと前に消費税申告の話を書いた。やっと、この問題が解決した。

説明しても誰得なので、詳しくは書かない。

同じ現象にハマってこまった日本人はぜひ、メッセージください(いないと思うが)

消費税申告はいいとして、1年経過後には確定申告をしなければいけない。

もちろん、そのときには経費の証拠提出が必要になる(まぁ、世界共通よね)

さて、ここで疑問。「どうやって効率よく証拠書類の管理をしようか?」

ぼくがお世話になってる税務アドバイザーさんがいいアイディアを書いてくれている。

でも、これは書類が手元にある場合の話。

ぼくはすべての書類をPDF化して、Google Driveで管理している(ではPDFで経費証拠を提出してOK)

Google Driveで管理するにしても、どういうディレクトリ構造にすると効率がいいんだろうか?

経費カテゴリに合わせたディレクトリ + 見出し帳

いろいろ悩んだあげく、この組み合わせにした。

ドイツの経費分類にはすべて番号が割り振られている。

この番号に合わせてディレクトリ名をつけることにした。

PDFファイルは分類の中に放り込んでいく。

見出し帳はスプレッドシートで作る。

なるべくすべてドイツ語で書くようにする(もしかすると、税理士にチェックを依頼する可能性もあるから)

見出し帳にはこのようなヘッダを用意した。

  • Rechnungsname: 請求書の名前。他人が見て理解できるように書く(ドイツ語か、最悪でも英語)
  • Kategorie: 経費分類名。ディレクトリ名に一致させる。
  • von: 請求書の発行元。
  • Datum: 請求書の発行日。
  • Kost: 金額
  • Rechnung dabei: True/Falseのフラグ。請求書のPDFがきちんとアップロードできてることの確認に使う。
  • ausländische Währung: 外貨の換算情報。請求書は€だけとは限らない。
  • Bemerkung: 備考
  • Link: 請求書PDFが存在するリンクへのURL

とりあえず、これだけの情報があれば、いいだろう。

いきなり税理士に依頼することがあっても、次の操作だけでいいはずだ。

  1. 見出し表を税理士に共有
  2. PDFファイル置き場も税理士に共有

おしまい!

ちなみに経費分類について・・・

分類を調べるのがクッソめんどうくさい。と、いうか、わからない!

わからないには2つのレベルがある。

  1. そもそも経費にしてよいのかわからない。
  2. 経費になるとして、どの分類番号を割り当てるのか、わからない。

こういう問題こそ、が生きる領域だと思うんだけどな。

きっと、それをすると、税理士の仕事が減っちゃうから、嬉しくない勢もいるんだろう。

でも、もしかすると、税理士には売れるかもしれないな。

ま、いずれにせよ、素人にはわからない。

じゃあ、どうするのか?Yahoo知恵袋的なオンラインフォーラムを見つけた

いままで2度の質問をしたが、「質問に答えるマン!」が即日で回答してくれた。

どこの世界にも「質問に答えるマン」が居てありがたいことだ。

その他の話

語学学校の授業レベルがC1になった。

新しいテキストが必要になったので、語学学校まで買いに行く。

授業はオンラインでやっているけど、語学学校のオフィスは空いている。

ひさしぶりにS-Bahnに乗った。天気もよく新鮮な気分。

に帰ると、同居人が何が話しさそうにしていた。

彼もプログラマなのだが、コロナウィルスのあおりを受けて仕事探しがうまくいかないらしい。

同居人「ぼくには経験がないから、仕事さがしもうまくいかない。etc.」と愚痴られた。

ぼくとしては話をしっかり聞いてあげて、同情はする。しかし、同情だけではどうにもならない。

ぼく「個人開発をしてみて、ライブラリかパッケージをGithubで公開してみたらどうだい?どんなに下手くそでしょぼいコードでも、『ぼくは開発ができる』ということを示せるのは、とても有効なことだよ。」(ちなみにドイツ語で話している!ぼくの承認欲求のために書いていくが、ドイツ語で話している?)

これはぼく自身の経験から言えることだ。世界共通で、見せられる作品があるということはとても強い。

そして、作品つくりを始めるならば、いますぐ始めるのが良い。

その後、同居人はお笑い番組を見て笑っておったとさ。

彼はきっと愚痴を言いたかっただけなのだろう。まぁ、仕方がない。