QQQ ETFが良いらしい。ドイツで買うには?

02/10/2021

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ぼくには、日課的に見ているYoutubeチャンネルがある。

このチャンネルでは投資の考え方や、人生論が語られており、ぼくは割と好き。

で、きょう見た内容は「米国ETFのQQQがすごい!」というものだった。

この動画の投稿者とコンテンツ提携してる人がブログ記事も書いていた。

記事や動画を見ればわかることだが、自分の理解のためにQQQのメリットについて書いてみる。

  • 米金融インデックスであるNASDAQにパッシブ運用するETF
  • 動画とブログでは「超攻撃型」と言うくらいに、攻めまくるETF
    • 売却利益を目的に運用すべきETF
  • ETFの投資内訳は、米IT巨大企業で50%弱を占める。
  • SP500と似ているが、ちょっと性質が異なる。
    • SP500はエネルギー系企業と、重工業系企業も含んでいる。この企業郡は株価成長がIT巨大企業と比べると、株価成長が鈍い。
    • QQQは株価成長が早い企業ばかり集めている。
    • したがって、QQQのほうが成長率が高い。

QQQのリスクとメリットは?

株式伝統的に「IT系企業はパニック相場に弱い」とされていた。ここがデメリット。

現に、リーマンショックの時に大影響を受けている(まぁ、サンプル数1だけどさ)

なので、今回のコロナ騒動パニックでも、QQQは暴落すると予想されていた。理由は投資先がほとんどIT系企業だから。

でも、予想に反して、さらに成長した。理由は、人々のネット利用がさらに加速したから。

と、いうわけで少ないサンプルからリスクとメリットを述べると次の通り。

  • リスク:QQQはパニック相場に弱い。これは変わらない。
  • メリット:ただし、例外的に、IT系企業の成長可能性があるならば、さらに成長する余地がある。

ドイツ市場でQQQを買うには?

QQQという名前のETFは存在しない。

しかし、NASDAQ100連動のETFというと、このETFがもっとも近い性質を持っているはず。

こびと株さんのブログと比較してQQQとiShares NASDAQ-100を比較してみよう。

比較項目QQQiShares NASDAQ
2020/5/10時点の値USD 224.86USD 88,70
5年成長率2.23倍2.11倍
投資先Microsoft、Apple、Amazon、Facebook、Google。5社だけで全体の46%Microsoft、Apple、Amazon、Facebook、Google。5社だけで全体の45.6%

5年チャートを比べてみる

ほぼ同じ形をしている。


iShare NASDAQ100の5年チャート
https://kobito-kabu.com/qqq-corona-shock/ の記事より。赤がQQQのチャート。

投資先トップ

配当利率?

ちなみに2019年のiShare NASDAQ-100のAusschüttungsrendite(配当率)は約0.38%だった。

0.38% = (0.0842 + 0.0314 + 0.1333 + 0.0941) / 88.70 * 100

ん?QQQの配当利回りは0.65%のだけれど・・・(2020/5/10現在のBloomberg

ここは大きく違うらしい。

いずれにせよ、iShares NASDAQ-100も配当金目的のETFとはほど遠いと言える。

以上の比較から

名前と値段は違うが、ほぼ同一の存在と言える。

学んだこと。格言の話

相場格言に「半値戻しは全値戻し」というものがあります。

https://kobito-kabu.com/qqq-corona-shock/

そして、さらに、「全値戻しは倍返し」という相場格言があります。1,000円に戻ったら、次は2,000円を目指せるということですね。

https://kobito-kabu.com/qqq-corona-shock/