AOKで保険の契約−1

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外国人がドイツでビザを取るためには、健康保険に加入しなければならない。

細かいことはこのあたりに書いてあるので、専門の説明を見たほうがいいだろう。

ぼくは今回はフリーランサービザでビザ取得を目指しているのだが、法定健康保険を申し込む方針でいる。と、いうか外人局から法定健康保険に加入するように、と言われている。ちなみに法定健康保険はgesetzliche Krankenkasseという。

で、gesetzliche Krankenkasseはいくつかの保険会社で申し込みができる。民間会社が法定健康保険を運営しているあたり、面白い。

そのうちの一つの民間保険会社はAOKという。AOKでのフリーランサー向け法定健康保険はこのページに書いてある(ドイツ語)。

で、さっそくAOKのサービスセンターに問い合わせをしてみる(英語)。すると、割とすぐに電話がかかってきた。カスタマーサービスからの説明だと「あなたのケースではよくわからない」と回答だった。(ドイツではこういうことはよくある)

サービスセンターのアドバイスは「フランクフルトのAOKオフィスで直接に質問したほうがいい」というものだった。

なので、AOKのオフィスに行く。フランクフルト市内のAOKオフィスはKonstablerwacheの近くにある。

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昼の1時すぎに行くと、ものすごい人が待っている。ざっと15人はいただろうか。

カウンターのおばちゃんに「保険に申し込みしたいんだけど」(ドイツ語)と話しかけてみる。おばちゃんは「待ってもいいけど、人がたくさんいるから予約とった方がいいよ」とアドバイスしてくれる。

さっそく家に帰ってから、ヘッセン州のAOKカスタマーセンターに電話。「こんちは。ぼくの名前は〜。英語で話していい?ぼくのドイツ語は下手くそなんだ」(ドイツ語)と言ってみた。電話口の人はちょっと若そうな女性の人。「英語は得意じゃないけど、がんばってみる」と回答してくれる(ありがたい)

最初はなかなか話が通じなかった。「あなたはいまAOKの顧客なの?え?違うの?じゃあ、他の法定保険会社の顧客?え?それも違う?じゃあ、プライベート保険を契約しているの?そもそも、あなたはいまドイツで何をしているの?ドイツでは保険を契約していないと、ビザをもらえないわよ」となかなか話が通じない。

ワーキングホリデービザでは、旅行者向けのビザで滞在できるのだが、そんなことはなかなか知られていない。

まぁ、とりあえず、細かいことはAOKのオフィスで直接に話した方がいいだろう。とりあえず予約だけは取ってもらう。

なかなか話は通じなかったものの、時折、おたがいに英語がわかんなくてドイツ語に切り替えて笑ったりした。なんとか予約を取れたあとは「やっわね〜わたしたち、パーフェクトね〜」などと笑ったものだ。こんな感じでユルいノリで会話ができるのは楽で良い。